2017年3月26日日曜日

SONY DSC-RX100を買った

 いよいよ私も大学を卒業することになり、うっかり4月からは社会人ということになってしまいました。働きたくねえ!
 それはともかく、タイトルの通り、先日ソニーのコンデジ「RX100」を買いました。1ヶ月ちょっとぐらい使ってそこそこ写真を撮ったので、適当に撮った写真を貼っていきたいと思います。



 カメラ自体は随分前(多分中学生ぐらい?)から欲しいと思っていたものの、何となく購入のタイミングが無いままにズルズルと大学4年まで過ごしてきました。
 しかしいざ4年になってみると、諸々の事情で生活のサイクルが変化して、旅行だイベントだと出かける機会が随分多い一年になりました。その結果、カメラの必要性(と言うよりはスマホカメラの不足感)を痛感する場面が増加。

 特に夏休み期間中に行った旅行ではカメラに映えそうな場所を多く訪れたため、非常に悔しい思いをさせられました。ちょうど一緒に行動していた人々にカメラ好きが多く、事あるごとに楽しそうに写真取ってるのを見てカメラ欲が最高潮に。
 年始になってお金に多少余裕ができ、まぁこれから卒業までにまだ何回か出かけるし、それまでには1台カメラを買おう、という事でRX100を買いました。



 実際に写真を撮ってみると、やはりスマホのカメラとの差は歴然、というのが初見での感想。まぁ「スマホのカメラ」というのもそれこそピンキリですし、安易に「勝ってる」と言いきる事は出来ません。そもそも私自身写真に関しては素人なので偉そうに評価出来る立場でもないですし。
 しかし少なくとも実感として、スマホとRX100、同じような場面で同じような感じで写真を撮った場合、RX100の方が圧倒的に「この場面ならこういう感じに撮れたら綺麗だろうな、かっこいいだろうな」というような写真を出してくれる感じがあります。



 何がこの差を生み出しているのか? と言うのは正直自分にはよくわかりません。
 センサーサイズの大きさは正義とかそういう話なのか、レンズ性能は正義とかそういう話なのか、ソニーのソフト的な補正みたいなものがうまく働いているのか。考えられる理由は色々とありますが、スマホという汎用機に対して、最初から「カメラ」として組み上げられた機械がその力を十全に発揮した結果、というあたりなのかなと。



 カメラ買うのに何故一眼ではなくコンデジ? と言うのは、元々買うなら先にコンデジかなぁ、と思っていたため。
 私は自転車趣味も齧っているので持ち歩きが手軽に越したことはありませんし、そもそもが出不精気味な性質なので、最初から何かを撮るためにカメラを持って目的地を決めて出かけるというよりは、普段から持ち歩いて普段の生活の中で気になったものをサクサク撮るような使い方をしたい、というのが最初から頭にありました。普段から一眼携帯してますというガチ勢のことは知りません。
 と言いつつも、RX100を買って以来、一眼に対する物欲もいや増すばかりですが。ズームレンズとか楽しそう……


 RX100シリーズが初代からM5まである中で何故初代? というのは、単純に安かったから……としか言いようがありません。
 まぁ色々機能が付加されているものよりは、シンプルに必要最低限なものだけを取り付けて値段も安価、というストイックな商品が好きだ、というのもありますが。
 何より「安ければカメラにあんまりハマれなかったとしてもちょこちょこ持ち歩くだけの使い方でも元取れるかな」というような考えも多少ありましたが、ここについては杞憂に終わりそうです。

 時に、カメラ買う前は「M2以前とM3以降の違いはこんなもんかー よく分からんけどファインダーの有無ぐらいでそんな違わなそうだし初代で良いやろー」ぐらいな認識だったのに、今では「M3は広角気味のスペックだし最大望遠でもF2.8だったのか……だいぶ違うじゃん……」というような具合に認識が変わっていて、我ながら順調に何かの沼に沈んでいるなという感があります。



 何にせよ、RX100を買って以来、あちこち出かける用事の際の楽しみが増えました。日常的な色々がカメラを通して見ると違って見える、あるいは違ったふうに見せることが出来るということが分かってくると、すごーい! たのしー!

 カメラの使い方的な話で言えば、ネット上での噂通り、「おまかせオート」と「プレミアムおまかせオート」は本当におまかせするだけで完璧に良い感じの写真を出してくれて凄い。「もう全部プレミアムおまかせオートにプレミアムおまかせすれば良いんじゃないかな」という感じもあります。


 しかし折角カメラを趣味でやるならということで、最近はプログラムオートでチクチク設定を弄りながら撮ったりエフェクトみたいなのを使ってみたり、というのに挑戦しています。
 絞りとシャッタースピードをいじってみることから初めて、ホワイトバランスを調整してみたり、ISOを調整してシャッタースピードを変えてみたり。
 色々な設定変更がどう働くのか仕組みを知り、その通りに実際試してみると、撮れる写真が変化する、というのを体験して勉強していくのが本当に楽しい。
 自分で設定決めて撮った上で、同じ構図でおまかせオートを使って撮り比べてみる、みたいなのもちょっと楽しいかもしれません(普通におまかせに負けて悲しいみたいなことも)。


 ともあれ、カメラ面白いぞRX100すげえ良いぞ、というだけの記事でした。
 カメラ力を高めてもっと堂々と貼れる写真を撮れるようになりたいなあと思いつつ、就職したらカメラどころじゃなくなるんかなぁと言う感じもありますが、4月以降の当ブログに乞うご期待という事で。(書けたら今月中に何かもう一本書くかもですが)