どうもあおとりです。仕事が忙しくなったり体調崩したり色々やってる間にいつの間にか当ブログが3ヶ月放置されていて真顔。社会人、時間の流れが早すぎる……
まぁ仕事の愚痴というか苦しみは色々とありますがここで書くような話でもなく。
実際問題、忙しさ的にはここ数週でどうにか一番の山場を乗り切っただろうかという塩梅であり、そろそろプライベートの方の充実に、特に何らかの生産的活動に重心をちょっと戻したいという思いがふつふつと盛り上がってきております。
やはり純粋な時間的・精神的余裕の確保がそう言う気持ちに繋がっているというところもありますが、ここしばらく素晴らしい作品を色々と見たことで感化されているという側面も大いにあり。
他に見たアニメとか映画についての感想も色々一つの記事で書いていたのですが、いつの間にか結構な分量になってしまったので、一旦記事を分けてプリプリ単体記事を作ることにしました。一番感想長くなってたし、円盤も買っちゃったしNE!
プリンセス・プリンシパル
http://www.pripri-anime.jp/
ちょうどこの記事を書いている時にニコニコで一挙配信を行っており、これに乗じて1話から全部見た勢なのですが、ほんっっっっっっっっとうに面白い。すごい。
19世紀末のロンドンでスチームパンクでスパイで主役級は全員女の子だぜという題材の時点でもう自分の好みど真ん中という感じではあるのですが、そうした土台を完璧に活かしきってなお余りあるシナリオの魅力にキャラの魅力、「スパイもの」「19世紀末ロンドン」の名に恥じない、可憐な社交界と無慈悲で殺伐とした世情が紙一重で交差する世界観。
暗喩や嘘、機転の利いた切り返しの散りばめられた会話、細かな仕草や感情の動きを正確に表現する画と声と音響の演技。時にビターで、時にケレン味の溢れたエピソードの数々。
とにかく構成要素の組み合わせのうまさと個々の完成度の高さが完璧に噛み合っており、自分の好みな題材であることを差っ引いても10万点ぐらい残る感じの素晴らしい出来でした。これでアニメオリジナルの作品だというんだから制作陣の覚悟と技量が伺えるというものです(原作付きとアニオリでどちらが上だとか下だとかいう話ではないですが)